更新日:2017/05/23
ゴムの歯間ブラシはどうですか?
ゴムの歯間ブラシは、テレビコマーシャルにより歯間ブラシのユーザーをグッと拡げてくれました。
一般的な歯間ブラシとの違い
一般的な歯間ブラシは芯が金属、ブラシがナイロン毛でできています。
ゴムの歯間ブラシは芯がプラスチック(ポリプロピレン)、ブラシがゴム(熱可塑性エラストマー)でできています。
一般的な歯間ブラシは、先端も根元も同じ太さの芯です。
ゴムの歯間ブラシは、先端から根元に向けて徐々に芯が太くなっていきます。その為、サイズ表記が「SS〜M」のように幅をもっています。
使ってみた感想
ゴムの歯間ブラシに関する論文というものは発見できなかったので、個人的な使用感を述べさせていただきます。
この写真は上がゴムの歯間ブラシの「SS〜M」サイズ、下がライオン DENT.EX歯間ブラシの「SS」サイズです。
一番の違いは芯の太さだと思います。ブラシの直径はほとんど同じに見えますが、芯の太さが全然違います。
こちらの写真は上がゴムの歯間ブラシの「SS〜M」サイズ、下がジャックスという会社の歯間ブラシ「L」サイズです。
「L」サイズともなるとブラシの直径はかなり太いですが、それでも芯の太さはゴムの歯間ブラシの方が太いですね。
個人的にはやはり芯が細い方が通しやすく、密度の高いナイロン毛の方がたくさん歯垢(プラーク)をからめ取ってくれたように感じました。
コストパフォーマンスは?
私が個人的に10年以上愛用している「ライオン DENT.EX 歯間ブラシ」は、1本100円以上します。
高いなぁと思ってしまいますが、しかし芯に使用されている超合金SAワイヤーは本当に折れにくく曲がりにくいです。
一般的な歯間ブラシは、ブラシのナイロン毛が摩耗してきた時か、芯のワイヤーが曲がったり折れた時に交換します。
初心者の方はしょっちゅう芯を曲げてしまい交換サイクルが早くなりがちですが、慣れてくると芯を曲げてしまう事はほとんど無いので、私個人は1本を1ヶ月近く使います。
ゴムの歯間ブラシは使い捨てである事を考えると、ちょっと高級なDENT.EX 歯間ブラシを使ってみる価値はあると思います。