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誤解されている?歯間ブラシ

更新日:2017/05/21

誤解されている?歯間ブラシ

歯間ブラシとは?

ライオンDENT.EXの歯間ブラシです

歯間ブラシとは、細い針金から細かい毛がたくさん生えている道具のことです。上の写真はL字型のハンドルをもつ歯間ブラシ(ライオン DENT.EX)です。その他にハンドルから針金まで一直線の、I字型の歯間ブラシもあります。奥歯にも前歯にも使える、L字型の方がおすすめです。

ライオンDENT.EXの歯間ブラシ最小4Sサイズです

写真を撮るのが難しかったのですが、針金からたくさん毛が生えているのが見えますでしょうか?このたくさんの毛で、歯と歯の間の歯垢(プラーク)をからめ取ります
写真の一番下は最小の「4S」サイズ、一番上は「L」サイズです。

いつ使うのでしょうか?

歯ブラシのに使う事をおすすめされている道具です。しっかり歯ブラシしたぞ!と思っていても、歯間ブラシを通してみると歯と歯の間から歯垢(プラーク)が取れてきます。
歯垢(プラーク)は、食べかすとは違います。白くネバっとした細菌を含む物質が歯間ブラシの毛に付きます。使用後は流水でよく毛を洗い、乾かしておきましょう。

歯間ブラシは歯周病の人が使うもの?

歯間ブラシは元々、歯周病により歯ぐきが下がり、歯と歯の間に大きな隙間ができてしまった人に対しておすすめされていた道具でした。
その為に今でも「歯間ブラシを使うと歯ぐきが下がるんじゃない?」と言われるのですが、実は現在の歯間ブラシは多くの人に対しておすすめできる道具です。
歯ぐきが下がっていない人におすすめなのは、「4S」または「SSS」というサイズです。使ったことの無い方は、小さめのサイズから始めると良いでしょう。

私自身は23歳の頃に歯周病学の先生から教えて頂き、それ以来10年以上にわたり歯間ブラシを毎日使用し続けておりますが、歯ぐきが下がるという事もなく、手放せない道具です。
ただし、歯と歯が重なっている部分などには歯間ブラシが通りません。通らないところに無理に通すのはやめましょう。


参考文献

Poklepovic T, Worthington HV, Johnson TM, Sambunjak D, Imai P, Clarkson JE, Tugwell P. Interdental brushing for the prevention and control of periodontal diseases and dental caries in adults. Cochrane Database of Systematic Reviews 2013, Issue 12. Art. No.: CD009857. DOI: 10.1002/14651858.CD009857.pub2.

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